レイテノール・ボーテ

Raytenor*Beaute

【トクホの常連】難消化性デキストリンってなんなの?

執筆:橘雛乃

人がバンザイしたポーズのマークでおなじみ、特定保健用食品、通称「トクホ」。
トクホというのは、一つひとつの申請商品ごとに、表示されている効果が本当か国が調査をし、許可されたものだけが掲げられる名称です。
健康の維持・促進に役立つと科学的根拠をもって証明され、「○○に効果があります」と具体的に書くことが許されています。

トクホ許可品目のうち、3分の1以上の商品に関与成分として含まれているのが「難消化性デキストリン」です。
ジュースやお菓子などでも、「脂肪の吸収を抑える」「食後の血糖値上昇を抑える」などと効果が書かれたものをよく見かけますね。
成分表を確認されていると、たいていこの、難消化性デキストリンが含まれていたりします。

つまり摂取したら痩せる…?と、思いたくなりますが、実際のところ難消化性デキストリンというのはいったい何者なのでしょうか?
効果と原料、詳しく見ていきましょう!

加工しやすい
水溶性食物繊維

難消化性デキストリンは、トウモロコシでん粉に加工してできた水溶性食物繊維の仲間です。

食物繊維はその昔、便秘改善作用はあるけど消化・吸収されないうえ、他の栄養素の吸収も妨げてしまう、食べ物のカスなんだと考えられていました。
しかし徐々に食物繊維の持つ生理作用が認知され始め、今では5大栄養素「糖質・脂質・ビタミン・ミネラル・タンパク質」に次ぐ「第6の栄養素」とまで言われています。
日本でも、成人に対しての食物繊維摂取目標量が定められており、男性だったら1日20g以上、女性だったら18g以上。ですが、ただでさえ食生活の偏りがちな現代では食事だけでこの基準を満たすことが難しいということもあり、食物繊維不足を解消するために難消化性デキストリンが開発されました。

加工が施されているものではありますが、原材料は食品で、アメリカの食品医薬品局より「安全」と認定されている成分です。
難消化性デキストリンの特徴の1つが、「加工しやすい」ということ。
水に溶けやすく味もなく、レトルトや冷凍などの処理をしても安定しているため、食品や飲み物に入れて扱いやすくなっています。

難消化性デキストリン
6つの効果

難消化性デキストリンは、口から摂取すると、そのうち9割は吸収されずに小腸を通り抜け、大腸に到達します。そこで半数は腸内細菌になり、最後まで残った半数はそのまま排泄されていきます。

体内に入った難消化性デキストリンは、どんな働きをしているのでしょうか?
6つご紹介します。

①血糖値上昇・インスリン分泌抑制
難消化性デキストリンと炭水化物の多い食事を一緒に摂ると、吸収スピードがゆっくりになることで、食後の血糖値上昇が緩やかになり、そのためインスリンの分泌も抑えられます。
難消化性デキストリンが含まれたお茶などもあるので、食事と一緒に飲むのも良いですね。

➁中性脂肪上昇抑制
難消化性デキストリンを一緒に摂取することで、脂質の吸収も抑えることができます。

③整腸作用
水溶性食物繊維として腸内の善玉菌を増やし、下痢や便秘を改善する効果があります。

④中性脂肪・コレステロール値を下げる
継続的に1食あたり10g×3食を摂取することで、それぞれの値が低下したという結果が報告されています。

⑤内臓脂肪を減らす
継続的に1食あたり10g×3食を摂取することで、内臓脂肪面積が減ったという結果が報告されています。

⑥ミネラル吸収促進
大腸でのミネラル吸収を促進します。

難消化性デキストリンは、食物繊維としても、以上の働きからも、様々な健康食品に使われています。配合された製品も売っていますが、単体でも買うことができるので、お料理などに混ぜることもできます。
気になった方はお好みのもので、続けてみてくださいね。

とはいえ、摂りすぎればいいというものでもありませんし、「特定保健用食品」というよさげな名前がついていても、薬ではありませんので、過信しすぎず、健康サポート用として、効果と摂取方法を知り、取り入れてまいりましょう!


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